米カリフォルニア州にある、サンディエゴ動物園(San Diego Zoo)。こちらで暮らす白クマ3頭へのクリスマスプレゼントは、26トンにもおよぶパウダースノー!
ふわふわの雪の中に顔を突っ込み、背中やお腹をこすりつけるようにしてはしゃぐ白クマさんの様子が、同園によって、動画サイトYouTubeに投稿されておりました。
【上がりまくるテンション】
ある朝目覚めたら、そこは一面の銀世界。テンションがマックスにブチ上がった白クマのKalluk・Tatqiq・Chinookの3頭は、一目散に雪の中へと突進。全力で雪原と戯れた模様。
【雪を掘って食べ物を探すよ】
雪と触れ合って喜ぶ白クマさんたちに答えるかのように、飼育員たちはヤムイモやニンジンなどのエサを雪の中へとばらまいて、彼らに “雪を掘って食べ物を探す” お楽しみをプラス。
【白クマさんたち、大喜びです】
これは同園ウェブサイトにおける「アニマル・ウィッシュ・リスト」の貢献者によって実現したものなのだそうで、より自然に近い環境を提供してもらった白クマたちは大喜び。
全身全霊で楽しむこと数時間、午前中いっぱいずーっと、パウダースノーにまみれていたんですって。
【そこにいたのは「自然なままの彼ら」】
雪の上を滑るように転げ回り、掘って、時にはパンチする。これは白クマにとって「氷を割ってエサを捕獲する」行為に繋がるのだそうで、生物学的に、ごくごく自然な行動です。
幼い頃に母を失っている白クマたちはこういったことを親から学ぶことはできませんでしたが、本能によって導かれるまま、これと全く同じ行動をとっていることも、また興味深いのです。
なにより、雪まみれになってはしゃぐ白クマたちの様子が、それはそれは可愛らしい! みなさんもぜひ、ご覧になってみてね。
参照元:YouTube(San Diego Zoo)
執筆=田端あんじ (c)Pouch