マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキット(SIC)は、来年2月から3カ月間、一時サーキットを閉鎖すると発表した。
1999年から毎年F1マレーシアGPを開催しているセパン・サーキットは2001年からシーズン序盤の開催に移行し、ここ数年は第2戦として3月下旬に開催されてきた。
しかし、来シーズンは16年ぶりに10月の開催に戻り、翌週9日決勝の日本グランプリと連戦で行われる。
今回の閉鎖は、FIAとFIM(国際モーターサイクリズム連盟)のグレード1およびグレードAの承認を今後も確実にするため、2016年2月15日から5月8日までの約3カ月間、サーキットを完全クローズし、再舗装を含めたサーキットの改修に取り組むという。
再舗装はトラック全面にわたって実施されるほか、排水システムや縁石、ターマックのランオフエリア、ターン1とターン15のグラベルも改修の対象になっている。
同サーキットは今年3月、F1マレーシアGPの開催契約を2018年まで延長している。