スーパーGT：グッドスマイル忘年会は盛況に。2016年シーズンへの逆襲をファンと誓う

23日、東京・お台場でGOODSMILE RACING & Team UKYOがファンとともに1年を締めくくる『GSR忘年会』を開催し、2016年に向けた逆襲を誓った。

　このイベントは昨年に続きお台場の東京カルチャー・カルチャーで開催されたもので、18時の開始から会場内は多くのファンで賑わった。今季チーム、そしてファンにとっては悔しいシーズンとなったが、その1年を忘れ、2016年の逆襲を目指す会となった。

　イベントの様子はニコニコ生放送でも中継されたが、昨年に続き盛り上がりをみせたのが、2016年に向けた体制発表。メディア向けには事前に発表されていたが、ファンにまず知らせるのがこのチームの流儀。会場のファンに片山右京監督、谷口信輝、片岡龍也というドライバー、RSファインのメンテナンスと、16年の体制が続々と発表されると、会場は歓迎の拍手に包まれた。

　さらに、16年のマシンについてはクイズ形式で発表。ランボルギーニ・ウラカンGT3をはじめ、ベントレー・コンチネンタルGT3、BMW M6 GT3、メルセデスベンツAMG GT3と“選択肢”が用意されたが、メルセデスが発表されると、驚きと喜びが入り混じったような声に包まれた。

　また、乾杯の挨拶には、現在はライバルとして参戦するかつての盟友、BMW Sports Trophy Team Studieの鈴木康昭代表が登場したほか、グッドスマイルがサポートする小林可夢偉が登場するなど、豪華なゲストが登場した。可夢偉は15年のスーパーフォーミュラの活動を振り返りながら、2016年の活動についてあやうく口を滑らせかけるなど、爆笑のトークが展開された。

　終盤には、筑波サーキットで開催予定のファンミーティングの告知もされるなど、ファンにとってはサプライズ満載のイベントに。最後はチームとファン全員が写真に収まり、GOODSMILE RACING & Team UKYOらしく、ファンとともに2016年に向けた逆襲を誓う一夜となった。