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60マイルの巨大レインボーに感激!スミスソニアン美術館のインスタレーション

2015年12月22日 21:01  isuta

isuta

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眺めるているだけで気分が和むし、偶然見かけたら何かラッキーなことが起こりそうな予感…そんなレインボー=虹に魅了される人も多いかもしれない。 その虹が、何とも幻想的なアートになって登場し、話題を呼んでいる。 場所は、スミスソニアン美術館にあるレンウィック・ギャラリー。 クラシックな空間の中に、まるで建築物のように重厚な存在感を漂わせているレインボーだが、実はこちら、さまざまな糸を織り交ぜて作られている。 しかも、19フィート(約6m)の高さの天井にまで引き伸ばされ、全体的にはおよそ60マイル(約96km)の長さにも及ぶ、まさに巨大なマルチカラーのイリュージョンだ。 このアート作品を手がけているのが、Gabriel Daweさん。 彼は昔からこのレインボーを“Plexus”シリーズとして制作していて、今回の作品は“Plexus A1”と題したピースの再構築となる。 この壮大なアートピースを生み出すために、Gabrielさんは大きな棒で作った巨大な縫い針を独自開発。 一度にぐっと糸を引っ張ったり、床と天井を幾十にも繋ぎ合わせるなど、実はかなり複雑な方法で世にも美しいレインボーを創作している。 Gabrielさんにとって、もはやレインボー制作はライフワークの一部。 なので、世界中でインスタレーションを開催している。 他にもこんな鮮やかな虹の世界があり、見る側は感動と驚きの気持ちでいっぱいになるはずだ。 創作のインスピレーションは、彼の子供時代。 幼い頃からすでに才能の片鱗を見せていたGabrielさんにとって、当時は刺繍が女の子の趣味、であることにかなり疑問を持っていたのだそう。 彼の作品の裏側には、男は男らしく、といった固定観念へのアンチテーゼがこめられている。 テキスタイルの新たな可能性としても興味深いこのアート、あなたならどう感じるだろうか? Gabriel Dawe http://www.gabrieldawe.com/index.html