トップへ

ウェブデザイナーのための情報共有ツール「Figma」が登場!オープンコラボレーションを推進

2015年12月22日 10:01  Techable

Techable

写真
GitHub(ギットハブ)は、2008年2月に開設され、ソフトウェア開発プロジェクトのための代表的なオンラインプラットフォームとしての地位を確立してきた。

分散型バージョン管理システム「Git」を活用することで、簡単に変更履歴を一元管理できるのが特徴。

世界で1210万人ものユーザーが、このバーチャルな空間で、ソフトウェアを共同で開発したり、ソフトウェアのソースコードを共有したりしている。
・デザイン界の“GitHub”を目指すプラットフォームが誕生
「効果的なバージョン管理のもと、複数のメンバーで共同開発したり、成果物を他のユーザーと共有できる」というGitHubのコンセプトをデザイン分野に応用したオンラインプラットフォームが、「Figma(フィグマ)」だ。

Figmaは、インターフェイス・デザインに特化したプロフェッショナル向けのオンラインコラボレーションツール。

デザイナーやエンジニアら、複数のユーザーが、ウェブブラウザを介し、このプラットフォーム上で、リアルタイムに設計や開発をすすめることができ、プロジェクトのプロセスを、一元管理できるのが利点だ。
・デザインでのオンラインコラボレーションを推進!?
デザインのためのデジタルツールとしては、グラフィックデザインや動画編集などのアプリケーションを利用できるクラウドサービス「Adobe Creative Cloud」のほか、「InVision」や「Sketch」などのアプリケーションが、既にリリースされている。

これら先行する競合に対し、オンラインコラボレーションのワークフローを考慮したFigmaが、自らの強みを活かし、デザインの分野でのオンラインコラボレーションをどれだけ推し進めていくのか、今後の動向に注目したい。

Figma