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タランティーノ最新作『ヘイトフル・エイト』 S・L・ジャクソンらキャスト勢揃いのポスター公開

2015年12月21日 20:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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  クエンティン・タランティーノ長編第8作『ヘイトフル・エイト』のメインキャスト8人の姿を写すポスタービジュアルが公開された。


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  『イングロリアス・バスターズ』『ジャンゴ 繋がれざる者』で、アカデミー賞(R)やカンヌ国際映画祭パルム・ドールなどの栄冠に輝いたクエンティン・タランティーノ監督が、本作で初めて密室ミステリーを手掛けた。舞台は山の上のロッジ、登場人物は吹雪でロッジに足止めを食らい、一夜をともにすることとなったワケありの7人の男と1人の女。そこで起こる密室殺人がきっかけとなり、それぞれの素性や過去、そして驚きの真相が明らかになっていく様子を、タランティーノならではのブラックユーモアとアクション満載で描き出す。


 今回公開されたポスタービジュアルは、サミュエル・L・ジャクソン演じる、切れ者の賞金稼ぎマーキス・ウォーレンを中心に、疑心暗鬼に固まるハングマンのジョン・ルース(カート・ラッセル)、1万ドルのお尋ね者 デイジー・ドメルグ(ジェニファー・ジェイソン・リー)、自称保安官のクリス・マニックス(ウォルトン・ゴギンス)、愚直なメキシカンで使用人のボブ(デミアン・ビチル)、英国紳士の絞首刑執行人のオズワルド・モプレー(ティム・ロス)、無口なカウボーイ ジョー・ゲージ(マイケル・マドセン)、黒人嫌いの老将軍のサンディ・スミザーズ(ブルース・ダーン)ら8人が、舞台となるロッジの前に勢ぞろいしている。この中でタランティーノ作品初参加となるのは、ナショナル・ボード・オブ・レビューで助演女優賞を受賞したジェニファー・ジェイソン・リーとデミアン・ビチルの2人のみとなっている。


 脚本のリークによって一度は製作中止が発表されたり、70mmフィルムでの限定公開を予定するなど、公開前から話題に事欠かさない本作。先日発表された本年度のゴールデン・グローブ賞では、3部門(脚本賞、助演女優賞、作曲賞)にノミネートされている。(リアルサウンド編集部)