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藤原ヒロシの私物アートと学生作品が並ぶ「花」アート展、ミスターハリウッド大阪でスタート

2015年12月21日 18:42  Fashionsnap.com

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藤原ヒロシとS.U.C.C. Image by: Fashionsnap.com
藤原ヒロシ氏が、学生集団Seika University Culture Club(略 S.U.C.C.)とともに、「花」をモチーフにした作品を集めた展覧会「FLOWER HUDDLE」をスタートした。アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)やフランチェスコ・クレメンテ(Francesco Clemente)といった藤原氏が所有する著名アーティストの「花」の作品とともに、学生達の作品を展示。会場のミスターハリウッド大阪のギャラリースペース「ザ・ニューリー(the newly )」には初日から多くの人が訪れて賑わった。

藤原ヒロシ×学生「花」の展覧会の画像を拡大

 「FLOWER HUDDLE」は京都精華大学ポピュラーカルチャー学部客員教授を務める藤原氏と、そのもとでクリエイションやPRを学ぶゼミの学生で構成された「S.U.C.C.」が後期の授業の一環として企画。「展覧会を運営する」ということをゴールに、原案や内容、構成、ペーパーデザイン、広報関係までを「S.U.C.C.」が中心となり実施してきた。展覧会では藤原氏の所有するアートに加え、親交のあるアーティスト政田武史氏が同展の為の書き下ろした「花」の作品を初公開。話題性も織り交ぜながら、12,000円~34,000円まで値付けされた学生達のアート作品や、展覧会限定Tシャツ(税抜 7,000円)を販売するなど、金銭面も含めて展覧会の運営について考えた。
 「『教員と学生』の垣根をつくらずに、同じ目線で話したい」という藤原氏の意向から、授業は学食やカフェ、屋外に出て雑談をしながらすすめるスタイルで実施されるという。「S.U.C.C.」を"社長"として取り仕切る4回生の前田流星さんは「授業では藤原さんが実際どのような仕事をしているのかをラフに話してくれます。そういうお話を聞けるのが何より、一番の勉強になります」と言い、「将来は自分の制作活動だけに限定するのではなく、面白いことにどんどん突っ込んでいけるようになりたい」と語った。

■FLOWER HUDDLE開催期間:平成27年12月19日(土)~12月26日(土)オープン - クローズ:12:00 - 17:00休館日:不定休入場料:無料公式サイト