ジュリアーノ・アレジが来季GP3に参戦することを、父親のジャン・アレジが認めた。
元F1ドライバーのアレジと後藤久美子さんの長男として知られるジュリアーノは、今季フランスF4選手権に初参戦し、ルーキーながら3勝を挙げる活躍でドライバーズ選手権4位という成績を収めた。
この週末、16歳のジュリアーノは、ドバイで行われたMRFチャレンジシリーズの第3戦にスポット参戦していたが、そこで父親のジャンが息子の来季プランについて明かした。
「来シーズン、彼がGP3に参戦することを認めるよ」と、ジャンがMotorsport.comに語った。
彼は、チームについて尋ねられると、現在契約交渉を進めているが、まだ正式にチームは決まっていないという。
「私は長年F1を走ったきたから、私にとって(ジュリアーノのF1参戦は)夢だけど、決して息子のために何かを計画しているわけじゃない」
「だが、ジュリアーノは私の長男であり、彼もモータースポーツに近い環境で育ってきたから、彼がドライバーになりたいという気持ちは理解できる」
ジュリアーノは、12月2日から3日間にわたって行われたGP3のオフィシャルテストに参加。2日間をスイスのイェンツァー・モータースポーツで走り、残り1日をアーデン・インターナショナルで過ごした。
アーデンはすでに、ジェイク・デニスを来季のドライバーとして発表している。