『第154回芥川龍之介賞』および『第154回直木三十五賞』の候補作品が発表された。
『芥川賞』候補は、石田千『家へ』、上田岳弘『異郷の友人』、加藤秀行『シェア』、滝口悠生『死んでいない者』、松波太郎『ホモサピエンスの瞬間』、本谷有希子『異類婚姻譚』の6作品。本谷は4度目の候補選出、加藤は初選出となった。
『直木賞』候補は、青山文平『つまをめとらば』、梶よう子『ヨイ豊』、深緑野分『戦場のコックたち』、宮下奈都『羊と鋼の森』、柚月裕子『孤狼の血』の5作品。候補選出は青山が2度目、他の4人は初となる。
選考会は1月19日17:00から東京・築地の新喜楽で開催される。