クリスマスといえば、若い女性にとって1年でいちばん楽しみな日。デートやパーティなど華やかな予定を入れて、仕事を早めにあがり……。そんな過ごし方は、もうバブル期で終わったのでしょうか。ツイッターには、
「クリスマスはあたし的仕事納めで残業だなー」
「わたしもクリスマス仕事だよ。残業ありだよもちろん」
「あとはクリスマスがおそらく残業っていうのがね」
といったつぶやきが、すでに目に付くようになっています。養命酒製造が2013年11月に発表した調査結果でも、「クリスマスに少しでも残業させられるのは嫌ですか?」という問いに「いいえ」と答えた女性は37%もいました。
「逆に7割の女子は残業NGなの?」と疑問視する声に支持多数
この結果をうけて女性向け掲示板の「ガールズちゃんねる」では、クリスマス残業を断る同性に冷ややかなコメントをする人たちが続出しています。
「クリスマスだから残業NGとか意味不明」
「平日だし別に残業でも構わない。っていうか多分残業になるはず」
残業は当たり前として「え、逆に7割の女子はクリスマスに残業はNGなの??」と驚くコメントには、賛同する人が124件。反対の4件と比べると圧倒的多数です。
「クリスマス当日に恋人同士でいちゃいちゃできるのなんて学生のうちだけでしょ」
「逆に彼氏や旦那が、クリスマスだからと残業を断って帰って来ても引く」
という声すらあります。中には「これは彼氏がいるかどうかでも答えが変わるよね」と水を差す意見もありますが、「クリスマスって別に恋人とデートする日じゃないんですけど…」「社会人としてあり得ない!!」という声への支持がずっと多いようです。
さらにはクリスマスイブこそ残業すべき、と指摘する人も。「ビジネスウーマン養成ブログ」は「上司を魅了する残業テク」として、クリスマスイブに自分の課の課長が一人残業していたら、お手伝いを買って出るべきと提唱しています。
イブに課長と残業すれば「信頼を得られる」という説も
このブログによれば手伝いを買って出たときに、上司から「本当におれは大丈夫だから、帰っていいよ。せっかくのクリスマスなんだし」と言われても、
「別に予定があるわけでもないですし、一緒に残業させてください。課長こそクリスマスに一人で残業しようなんて思わないで下さいよ」
と答えて自分の仕事をすべきなのだとか。筆者の水川わらさんは、「あくまで『残業』を一緒にするということ」が大事であるとし、「クリスマスに浮足立つ同僚達を横目に、着実に上司の信頼を得て、快適な社内環境を作りましょう!」と呼びかけます。
「クリスマスの夜景は社畜の命の光」――。そんな言葉もあるようですが、周囲に流されずに自分の考えで選んだ行動をして過ごしたいものです。
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