映画『マギー』が2月6日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開される。
同作は、感染するとゾンビ化する壊死性ウイルスが爆発的に流行している近未来のアメリカが舞台。ウイルスに感染してゾンビ化していく16歳のマギーを前に、父のウェイドが苦悩する様や家族愛が描かれる。
血の繋がらない娘であるマギーをそばに置こうと、隔離命令のために現れた警察を追い返すウェイド役を演じるのは、同作のプロデューサーも務めるアーノルド・シュワルツェネッガー。実母を数年前に亡くしたマギーを『ゾンビランド』などのアビゲイル・ブレスリンが演じる。メガホンを取ったのはドラマ『ウォーキング・デッド』のメインタイトルのディレクターなどを務め、同作が長編初監督作となるヘンリー・ホブソン。
シュワルツェネッガーは同作について「アクション映画なら世界を救うことも出来るが、『マギー』では、ゾンビ化していく娘に対して、何も出来ない。この無償の愛を描いた作品は、新しいゾンビ映画であると同時に自分にとって、大きなチャレンジだったが、是非、やってみたいと思ったんだ」と語っている。なお今回の発表とあわせて「娘として守るのか―。ゾンビとして殺すのか―。」というキャッチコピーが記されたポスタービジュアルも公開されている。