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成宮寛貴が『暗殺教室』で狂気の科学者に、ニノ&桐谷の仲を引き裂く

2015年12月17日 12:11  CINRA.NET

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左上から時計回りに雪村あぐり役の桐谷美玲、雪村あぐり原作ビジュアル、柳沢誇太郎原作ビジュアル、柳沢誇太郎役の成宮寛貴 ©2016フジテレビジョン 集英社 ジェイ・ストーム 東宝 ROBOT ©松井優征/集英社
3月25日から公開される映画『暗殺教室~卒業編~』の追加キャストが発表された。

今回出演が明らかになったのは、二宮和也演じる暗殺者「死神」をタコ型の生物「殺せんせー」の姿にした冷酷なマッドサイエンティスト・柳沢誇太郎役の成宮寛貴。オフィシャルサイトでは、紺のスーツに身を包んだ柳沢の姿と、桐谷美玲演じる元3年E組の担任・雪村あぐりが「腹筋」と書かれたTシャツを着ている様子に加え、拘束着に脱走防止の首輪をはめた死神の劇中ビジュアルが公開された。

二宮、成宮、桐谷は殺せんせーが「死神」と呼ばれた殺し屋から現在の姿になった背景を描く回想シーンに登場。実験対象と観察者という間柄でありながら惹かれ合う死神と雪村の恋愛模様や、柳沢の研究によって引き裂かれることになった2人の悲劇が描かれる。撮影現場を訪れた原作者の松井優征は、二宮演じる死神について「もう実写の死神はこの人以外考えられません」と太鼓判を押している。

『暗殺教室~卒業編~』は、松井優征の同名漫画をもとにした実写映画『暗殺教室』の続編。椚ヶ丘中学3年E組の担任である殺せんせーの過去や、国から殺せんせーの暗殺を命じられた生徒たちの葛藤、地球の運命などを描く。主演の山田涼介(Hey!Say!JUMP)をはじめ、前作で3年E組の生徒を演じたキャストが引き続き出演する。

■二宮和也のコメント
『暗殺教室』の続編が決定した喜びと、再び参加できる喜び、そして今回は実写でも出演できるというたくさんの喜びがあった作品でした。短い期間でしたが、原作のイメージを損なわないように、自分が思っていることや、考えていることを羽住監督に相談し、コミュニケーションをとりながら撮影に臨みました。『GANTZ』以来5年ぶりに挑戦したアクションシーンも見どころの一つです。僕もファンとして公開を待ち望んでいる一人なので、皆さんと一緒に楽しみにしたいと思います。

■桐谷美玲のコメント
原作にも登場する、あぐりのちょっと変わったお洋服を完全再現しています!中でも私はピラミッドパワーがお気に入り笑。みなさん楽しみにしていてください(^ ^)
あぐりの、ちょっと天然で、だけどまっすぐで一生懸命なところ、そして死神さんとあぐりの切ない行く末を見守ってほしいなと思います。

■成宮寛貴のコメント
自分にとって今年は俳優として色々なことに挑戦したい一年だったので、『暗殺教室』という作品、柳沢というキャラクターは台本を読んで、すぐにやりたいなと思いました。羽住組という素晴らしい現場で二宮さんと再会できたことは役者を長く続けてきたご褒美だと思っています。柳沢は頭がいいあまり、曲った方向に行ってしまった悲しいキャラクターで、彼の殺せんせーへの異常な執着心や、彼なりの歪んだ正義をうまく表現できていればと思いますので完成を楽しみにしていてください。

■松井優征のコメント
まず、過去編のキャストだけで映画一本作れそうな豪華さに驚きました。二宮さんは、ビジュアルを考える前にキャストが決まっていたので、原作が映画を追わないよう似せずに描いたつもりだったんですが、現場に入って見たら逆にすごい漫画に寄せて下さってて。もう実写の死神はこの人以外考えられません。