1月15日からテレビ東京系で放送される連続ドラマ『東京センチメンタル』に小栗旬が出演することがわかった。
『東京センチメンタル』は、東京の下町を舞台に言問橋の老舗和菓子屋「くるりや」の店主・久留里卓三が毎回異なる女性に惹かれていく様を描く作品。高い技術を持つ和菓子職人だが、女性にだらしがない主人公の卓三を、連続ドラマ初主演となる吉田鋼太郎が演じるほか、高畑充希、片桐仁、大塚寧々がキャストに名を連ねている。また演出を三木康一郎、今泉力哉、渡部亮平、日向朝子、脚本を松本哲也、ブラジリィー・アン・山田、新井友香が担当する。
小栗が演じるのは、卓三の行きつけの蕎麦屋の店主で、卓三に恋のアドバイスをする良き相談相手の荒木。小栗は「(鋼太郎さんに)無理やり出ろっていわれたので出演を決めました(笑)」とコメントしている。
さらに初回の舞台が葛飾の柴又となり、マドンナ役として草刈民代が出演することも判明。草刈が演じるのは、卓三の亡き親友の妻であり、学生時代に憧れていた女性という役どころだ。
■草刈民代のコメント
吉田鋼太郎さんとは蜷川幸雄さん演出の「ヘンリー六世」で共演させていただいております。再びご一緒させていただき、鋼太郎さんがモテる理由が良く分かりました。懐が大きく男らしいのだけれど、どこか細やかで柔らかく優しい大人の男性。カッコいい!!
何よりも、そんな鋼太郎さんと芝居をするのがとても楽しかった!外のシーンが多く、雨にも見舞われましたが、2人でずぶ濡れになったのは良い思い出です。
三木康一郎監督がこだわりをもって撮影なさっているのが伝わってきました。
一度は訪れてみたい下町の名所やお店を背景に、鋼太郎さん演じる卓三さんや、彼を取り巻く人々の恋模様が綴られていく、ほのぼのと楽しい作品です。
ほっこりした気分を味わっていただけると思います。ぜひご覧ください!
■小栗旬のコメント
(鋼太郎さんに)無理やり出ろっていわれたので出演を決めました(笑)。
台本を読んで、まるで鋼太郎さんのために書かれた本だなって思いました。
皆さんよく鋼太郎さんのことを分かってらっしゃるなって。
荒木は、何者かもよくわからず、蕎麦屋らしいこともあんまりしていないのですが、一緒に酒を飲みながら卓三さんの話を聞いてるという人物。でも卓三の相談に乗りながらいつも、「きっとこうなるんだろうな...」ってことを予感しているところが面白い役だなと思います。
久留里卓三は、本当にそのままの鋼太郎さんです。普段からこんな会話を2人でしているなって。2人で一緒の作品に出ても、これまではあまり喋らないことが多かったのですが、今回は2人の会話シーンが多くて、そこもまた楽しんでます。
本当に、懐かしい感じがする、鋼太郎さんのいいところがいっぱい出ているだろうと思える作品です。僕も観るのを楽しみにしています。
■吉田鋼太郎のコメント
毎回変わるマドンナの方々と僕の、ちょっと面白くて哀しいみたいな恋愛模様と、そこにスパイスのように入る、小栗演じる荒木との男同士の会話という、ちょっと両極にある2つの要素があります。女性と一緒にいてとても硬くなっている僕と、荒木(小栗)と一緒に喋ってる時の蕎麦屋でリラックスしている僕という両方。そこもちょっと見どころかな?
ぜひ見ていただけたらなと思います。