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ジョージ・ルーカスとJ.J.エイブラムスのツーショットも SW最新作のワールド・プレミアが開催

2015年12月15日 21:51  リアルサウンド

リアルサウンド

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』ワールド・プレミアの様子

 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のワールド・プレミアが、12月14日(現地時間)にハリウッドで開催された。


参考:監督&メインキャストが勢揃い 来日記者会見で明らかになった『フォースの覚醒』新事実とは?


 ハリウッド大通りの4ブロックを完全封鎖して行われた本イベントは、450mにも及ぶレッドカーペットに世界各国の報道陣が集まり、テレビカメラ100台、スチールカメラ150台、総勢600名にのぼる“ハリウッド史上最大規模”のプレミアイベントとなった。


 今回、プレミア会場になったのは、TCLチャイニーズシアターとドルビー・シアター、エル・キャピタン。ハリウッド大通りにある3つの映画館に、合計約6000名が招待された。レッドカーペットには、お馴染みの人気ドロイドコンビ、R2-D2とC-3PO、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で新たに登場する新ドロイドBB-8が登場。先日来日を果たしたJ.J.エイブラムス監督やデイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、アダム・ドライバーら主要キャストに続き、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー、マーク・ハミルも登場し、さらには、『スター・ウォーズ』シリーズの生みの親ジョージ・ルーカス監督も姿を現した。


 当日の気分を聞かれたエイブラムスは、「今までにない経験をしているよ。とても非現実的で、こんなの初めてだ。みんながこんなに映画を楽しみしてくれているのがうれしい」と話し、制作に要した3年間については、「すごく長く感じると同時に、一瞬の出来事のようでもある」と振り返る。


 シリーズ1作目が公開された70年代と現在の違いを聞かれたフォードは、「70年代は誰もこういう映画を観たことがなかったけど、今はみんなが知っている作品で、期待するものが大きい。そこが大きな違いだよ」と語りながら、プレッシャーは感じるかとの問いに、「いや、J.J.(エイブラムス)のせいにするさ! 僕は働くだけだ」とおどけてみせた。


 「(シリーズを)始めたときはこんなになるなんて全然思ってもいなかったよ」と語るシリーズの生みの親であるルーカスは、「精神的に変化のある思春期を迎えている人たち向けにしたかったんだ。この映画は家族の話であり、世代の話なんだ。一つの世代が、次の世代が対応しないといけないものを残していくという内容でもある」と『スター・ウォーズ』のシリーズのコンセプトを明かした。


 プレミアには、ルーカスの長年の友人でありライバルでもあるスティーヴン・スピルバーグも登場。70年代にシリーズ1作目が始まった時点で、ここまでの作品になることを予測していたと言い、「1作目が世の中で大きなヒットをした時のインパクトはすごかった。ソーシャルメディアもなく、瞬時に情報が伝達されない時のことだからね。ゆっくり火がついていくのを感じだよ。こんなに長い間、受け継がれている作品は『スター・ウォーズ』以外ないからね」とコメントを残した。(リアルサウンド編集部)