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『FNS歌謡祭』にてアイドルの垣根を超えたコラボが実現 AKB48渡辺麻友「うれしかったと同時に、できるかなと体力的に不安」

2015年12月15日 21:51  リアルサウンド

リアルサウンド

『FNS歌謡祭』ロゴ。

 12月16日に19時からフジテレビ系にて『2015FNS歌謡祭 THE LIVE』が放送される。


 同番組は、アーティスト通しのコラボレーションや、時代を飾った名曲、ヒット曲などが紹介された12月2日の放送に続く第2夜では、ライブのパワフルさを伝えるステージのほか、前例のない大型コラボレーションが企画されている。番組内では、初めてグループの垣根を超えてアイドル・オールスターで行われる“アイドル・コラボレーション・メドレー”がパフォーマンスされる。


 “アイドル・コラボレーション・メドレー”の場当たり(ステージで立ち位置などを確認しながら行うリハーサル)が行われ、AKB48グループ、乃木坂46・欅坂46の46グループ、ももいろクローバーZ・私立恵比寿中学・チームしゃちほこのスターダストグループ、モーニング娘。’15・℃-ute・アンジュルムのハロー!プロジェクトグループとアイドル3大グループが集結。


 AKB48とももいろクローバーZのコラボレーションには、AKB48として高橋みなみ、渡辺麻友、山本彩、渡辺美優紀、松井珠理奈、ももいろクローバーZから百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏、有安杏果、高城れにが参加。


 高橋は、ももいろクローバーZとのコラボについて「やっていいんだ、と(驚きました)。別に敵対心とかは持っていなかったんですけど、アイドルという中でライバルという立場だったので。お互いの曲は好きで聞いていたりはしたんですけど、歌えはしないだろうと思っていたので、こうしてコラボさせていただく機会をもらえて良かったなと思います」とコメントし、渡辺麻友は「(今回のことを)聞いた時はうれしかったと同時に、できるかなと体力的に不安で……。ももクロちゃんは運動神経が抜群で、体がすごい動くので、音も速いし、なかなかついていけなくて焦ったんですけど、日を重ねてだいぶ追いついてきました」と話した。


 実際にリハーサルを行った感想として山本は「思っていた以上に体を使うなって思いました。ふだんの48グループでは使わないような体の使い方もあったので、ちょっと腰を痛めてしまいました。ももクロちゃんとのコラボではそれぞれパートナーがいるんですが、私とパートナーの共通点があるので、そこも楽しみにしていただけたらと思います」とコラボレーションについて明かし、渡辺美優紀は「私はともかく楽しいな、と。いつもより、気づくと笑顔になっちゃうかも。ももクロちゃんたちが普段からめっちゃ元気じゃないですか。楽屋とかでもすごくわいわいしてて、パワーをいただきました」と共演した感想を述べた。


 ももいろクローバーZの高城は「ちょっと前まではアイドル戦国時代と言われていましたが、こうやってみんなが集結して、一体となってパフォーマンスするというのはすごく新しいなと思います」とコラボレーションについて話し、佐々木は「私たちは本当にAKBさんやモー娘。さんを憧れとしてやってきたので、同じステージで同じ歌とダンスをやっているのが、不思議な感覚だったんですけど、すごくうれしいし、アイドル史にもこうして集結してやったコラボは残るんじゃないかなと思います」とコラボレーション出来る喜びを語った。


 最後に百田は、「こんなことは今までも見たことが無かったし、これからもこのメンバーでっていうのはないと思うので、自分たち自身もたくさんの先輩を見ながら楽しみたいと思うし、それがテレビの前のお客さんにも伝わればいいなと思います」と意欲を見せ、高城は「アイドルは色んな方がいると思うんですが、私から目をそらさないでほしいなと思います。私の見せ場もあって、今回ほど面長で良かったなと思ったことはなかったです」とコラボレーションについて明かした。