元F1ドライバーのラルフ・シューマッハーが、2016年からADACドイツF4選手権のチーム代表に就くことになった。
ラルフは、今季のドイツF4でマービン・ディーンストをチャンピオンに導いたゲルハルト・アンガー率いるHTPジュニアチーム・アンガーに加入、チーム代表としてアンガーと共に同チームを指揮する。
彼は、F1引退後の2008年から2012年までメルセデスから参戦していたDTM時代に、メルセデスのDTMデザイナーだったアンガーと仕事をしている。
「共にチームを運営し、若い才能を発掘することは常に我々の共有の目的だった」とラルフ。
「今年ようやくADACのF4チームを一緒に運営することを決めた。我々は、有望な若者に良いプラットフォームを提供することが重要だと考えているんだ」
ラルフがジュニアチームに関わるのは、2010年から11年にGP3チームのミュッケ・モータースポーツに関与して以来。来年には彼らのジョイントチームの拠点がケルン近郊のケルペンに置かれることになる。
ジョーダン、ウイリアムズ、トヨタと3つのF1チームをわたり歩いたラルフはグランプリ通算6勝を挙げている。