トップへ

ラルフ・シューマッハー、F4チームの代表に就任

2015年12月15日 12:21  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

今年40歳になったラルフ・シューマッハー
元F1ドライバーのラルフ・シューマッハーが、2016年からADACドイツF4選手権のチーム代表に就くことになった。

 ラルフは、今季のドイツF4でマービン・ディーンストをチャンピオンに導いたゲルハルト・アンガー率いるHTPジュニアチーム・アンガーに加入、チーム代表としてアンガーと共に同チームを指揮する。

 彼は、F1引退後の2008年から2012年までメルセデスから参戦していたDTM時代に、メルセデスのDTMデザイナーだったアンガーと仕事をしている。

「共にチームを運営し、若い才能を発掘することは常に我々の共有の目的だった」とラルフ。
「今年ようやくADACのF4チームを一緒に運営することを決めた。我々は、有望な若者に良いプラットフォームを提供することが重要だと考えているんだ」

 ラルフがジュニアチームに関わるのは、2010年から11年にGP3チームのミュッケ・モータースポーツに関与して以来。来年には彼らのジョイントチームの拠点がケルン近郊のケルペンに置かれることになる。

 ジョーダン、ウイリアムズ、トヨタと3つのF1チームをわたり歩いたラルフはグランプリ通算6勝を挙げている。