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飲んでも太らないおつまみ選びとは?

2015年12月14日 00:02  オズモール

オズモール

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ダイエット中はお酒の席でのおつまみ選びに悩むもの。太りたくないからといってあまり食べないでいると、せっかくの場を楽しめないことに。ダイエットコーチのEICOさんは「飲み会をダイエットの敵にするのも味方にするのも、おつまみの選択次第」と話す。

アルコールが肝臓で分解されるときには、脂肪酸の代謝に必要な酵素が使われる。このためお酒をたくさん飲むと、脂肪酸の代謝に使う分の酵素が足りなくなり、その結果脂肪酸の分解が抑制されることに。つまり、摂取したカロリーが体に脂肪として蓄積されやすくなるというわけ。このとき、揚げものなどの脂質やポテトサラダなどの糖質が多いおつまみは避けるべきとか。

「栄養素の中でもカロリーが高いのは、脂質や糖質。いずれもアルコールとともにいただくと特にカロリーが高い分脂肪になりやすく、なるべく避けたほうがいいでしょう」(同)

一方、積極的に食べたいのが、生野菜を使ったサラダや刺身などの生ものや発酵食品。これらは酵素が豊富に含まれているため、アルコールの分解で消費されてしまった酵素を補うことにつながるそう。

「生のキュウリに発酵食品である味噌をつけて食べる『モロキュウ』や、生のトマトと発酵食品のモッツァレラチーズを組み合わせた『カプレーゼ』などがおすすめです。イカやエビなどの甲殻類や貝類も生で食べると酵素が摂れるうえ、お酒を分解するのに必要なタンパク質も豊富に含まれていて、さらに低カロリーなのでダイエット中のおつまみとして最適です」(同)

また、ミネラルやビタミンDなど美容に効果的な栄養素が豊富なキノコ類も、メニューにあれば注文したいところ。

「食物繊維が多いキノコ類は、よく噛む必要があるため、満腹感を得やすく食べ過ぎを防げるという利点があります。さらに、キノコに含まれている不溶性食物繊維は胃の中で水分を吸収して膨張するという特徴があるので、同じ効果が得られます」(同)

また、お酒のおつまみには、塩分が多い傾向があるもの。ただし、摂り過ぎると、濃くなった血中の塩分濃度を薄めようと体が水分を溜め込み、翌日は脚がパンパンにむくんで太くなることも。カリウムが豊富なキュウリやワカメなどの海藻を摂ると、水分が体外に排出されやすくなるから、予防につながるそう。

賢くおつまみ選びをして、ダイエット中も飲み会を楽しんで。


ダイエットコーチEICO
ダイエットコーチ。ダイエットサロン桜梅桃李主宰。1年でトータル20kg減を達成し準ミス日本を受賞。これまで700人以上にマンツーマンダイエットを指導。サロンでは「リバウンド率ゼロ」をキャッチコピーに徹底的なカウンセリング、生活スタイル、運動経験、体質などを分析し最適で最短なダイエット方法を指導している。著書に『リバウンドを20回以上くり返した私が最後のダイエットで20キロやせました』(主婦の友社)など。