12月10日、全国の公務員に冬のボーナスが支給された。国家公務員は管理職を除いた職員(平均36.4歳)の平均支給額がおよそ65万8600円。民間企業でも第2金曜日の11日に支給されるところも多く、日本経済新聞の集計では平均80万1163円となった。
11日朝は首都圏を中心にあいにくの雨模様となったところも少なくないが、ツイッターにはボーナスの支給を待ちわびた人たちから喜びの声があがっている。
「ボーナスきたああああああ!!!」
「ああああああボーナスでたあああああ」
「ボーナス!ボーナス!」
「ボーナスでたぁあああああああ!ふぅううううう!!」
「ボーナスだあああああああああああああああああ(ドンドコドンドコ」
「いっぱい服買ってもらおう」と期待する子どものツイートも
臨時収入となるボーナスの支給は、普段ストレスをためているサラリーマンやOLには最高に嬉しいイベントだろう。支給額が予想以上に高かったと喜ぶ人もいる。
「うっおおおお!ボーナス!めちゃめちゃ入ってるわーーい!!!」
「おもってるより5万多くてテンションあがってる!!!」
「ボーナスいぇい! 思ったより入ったので踊り出したい」
「ボーナス多すぎてやばい」
「お金下ろしにいったらボーナスめっちゃ入ってた(笑)1年でこんなにもらっていいのかよって(笑)」
支給明細を見たら「元気が出た」という人や、社会人を見て「みんなキラキラしてる」「私を飲みに連れて行ってください」という人も。用途は「貯金」が多いようだが、以前から買いたかったモノをあげる人もいた。
「ボーナス貯金するっていったけど、やっぱり冷蔵庫買い換えたい、、、」
「夜勤明けたのでボーナスでパソコンと眼鏡買うよ!!」
「ボーナスが予想外に多かった! 釣り道具買おう!」
親のボーナスをあてにした子どもが「今日はママのボーナスやし、いっぱい服買ってもらおう」と投稿する微笑ましいツイートも見られる。「今月はボーナス入ったし、更に給料入ってくるとかチートだわ」とお祭り気分を楽しむ声もあった。
ボーナスのあるなしより「年収」が大事という指摘も
その一方で、公務員や大手企業ほど多額のボーナスが出ない中小零細企業もある。エフアンドエム中小企業総合研究所が会員企業を対象に調査したところ、冬の賞与を支給する中小企業は81.4%で、正社員の平均支給額は28万7337円だったという。
ボーナスのない勤め先で働く人からは「ボーナスとか羨ましい~」「わたしもボーナス欲しい」「ボーナスってよく見かけるね。なんだろー?」といった投稿があるが、支給額が少なかった人からも不満の声が聞かれる。
「ボーナスしょっぱい」「相変わらずボーナスすっくな」
「シケたボーナスだぜ」「思いのほかボーナスが寂しかったのでつらい」
「世間様はそんなにボーナスもらえるのか…恐ろしいな弊社」
「長く勤めててボーナスがこんなに下がるとかどんな会社だよ。まぢあり得ない!!」
月給の1割を切る支給額に「6年目でなにこれ。早よ仕事変えろ」というように転職を考える人も目に付く。会社としては頑張ったのかもしれないが、額が低いと期待ハズレ感が強くなるのかもしれない。
もちろん「ボーナスのあるなしというのはそんなに意味があるのか。年収とはなんぞや」と指摘する人もいる。月給の額を抑えて支給する会社もあるので、ボーナスだけで一喜一憂しても意味がない。それでもやはり「臨時支給」に嬉しくなってしまうのが、人間というものなのだろう。
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