ミュラEは、来週19日に行われる第3戦プンタ・デル・エステePrix(ウルグアイ)を欠場。シリーズへのエントリーも取り消すと英AUTOSPORT.comが報じている。
トゥルーリ・フォーミュラEチームは、オフシーズンのテストで僅か数周しか走ることができず、開幕戦北京ePrixにはマシンを北京に持ち込んだものの、中国の税関で主要パーツが没収されてしまったため、レースを欠場。第2戦プトラジャヤePrixもレース前の車検を通過できずに欠場していた。
今回の欠場により、チームに所属するビタントニオ・リウッツィは今季1戦もドライブすることなくシリーズから姿を消すこととなる。チームメイトだったサルバドール・デュランは“契約違反”があったとして、1度もレースに出場することなくチームを去っている。
トゥルーリの参戦取り消しにより、今季のフォーミュラEは全9チーム、18台で争われることとなり、2016/17年シーズン開幕までに空席を埋めるチームが選定される見込みだ。
英AUTOSPORT.comは空席を埋めるのは、まったく新たなチームとなるとしており、同チームには新車が4台供給されると報じているほか、英SKY Newsはジャガーがマニュファクチャラーとして参戦を目指しており、年内にも正式な発表が行われるとしている。