坂本龍一が『第73回ゴールデン・グローブ賞』作曲賞の候補にノミネートされたことがわかった。
坂本は、Alva Notoと共に音楽を担当したレオナルド・ディカプリオの主演映画『レヴェナント:蘇えりし者』でノミネート。受賞者は1月10日に発表される。なお坂本はこれまでに『戦場のメリークリスマス』『シェルタリング・スカイ』で2度にわたって同賞を受賞している。
4月に日本公開される『レヴェナント:蘇えりし者』は、『バベル』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』などのアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督による新作映画。アメリカ西部の荒野を舞台に、熊に喉を裂かれて瀕死のまま置き去りにされたハンターのヒュー・グラスが、自分を置き去りにしたジョン・フィッツジェラルドに復讐するため、約300キロの過酷な旅に挑む様が描かれる。同作は『ゴールデン・グローブ賞』作曲賞に加え、作品賞、監督賞、主演男優賞の4部門にノミネートしている。