トップへ

『リング』と『呪怨』がコラボ! 『貞子vs伽椰子』、山本美月主演で2016年6月に公開

2015年12月10日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)2016「貞子vs伽椰子」製作委員会

 『リング』の貞子と『呪怨』の伽椰子がコラボする映画『貞子vs伽椰子』が、山本美月主演で2016年6月に公開されることが決定し、特報映像が公開された。


参考:『劇場霊』が切り拓くJホラーの新境地ーー不条理性に根ざした恐怖演出を読み解く


 日本における両シリーズの累計興行収入は120億円を超え、いずれもハリウッドでリメイク版も制作されるなど、日本のみならず全世界でも大ヒットを記録した『リング』シリーズと『呪怨』シリーズ。『貞子vs伽椰子』は、そのキャラクターである『リング』シリーズの貞子と、『呪怨』シリーズの伽椰子が、共演・対決するプロジェクトとなる。もともとは今年4月1日に1日限りのエイプリルフールネタとして立ち上がった企画だが、企画の盛り上がりを受け、『リング』シリーズのKADOKAWAと『呪怨』シリーズのNBCユニバーサル・エンターテイメントが映画会社の枠を超えてタッグを組んだかたちだ。


 本作で主演を務めるのは、ホラー映画好きを公言する山本美月。彼女を通して観客を恐怖に慄かせることができるだろうという理由で、起用されたという。『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』シリーズや『ある優しき殺人者の記録』の白石晃士がメガホンを取る。


 『貞子vs伽椰子』は現在撮影中で、12月中旬にクランクアップ予定。公開は2016年6月を予定しており、4DXでの上映も決定している。


■主演:山本美月 コメント
このお話をいただいた時は、歴史のある2作品に両方出られるなんて、なんてお得でラッキーなんだろうと嬉しかったです。ホラー映画はもともと好きで、高校生の時にハマって白石監督の『ノロイ』(05)も拝見したことがありました。今回私が演じる倉橋有里は、正義心の強い存在感のある子。はっきりと人間性を出して演じていきたいと思います。また今回はアクション性もある作品に仕上がっているので、お楽しみにしてください!


■監督:白石晃士 コメント
Jホラーを代表する貞子と伽椰子が対決するという、間違いなくJホラーの歴史に名を残すことになる本作のメガホンを取ることができ光栄です。主演を務めていただく山本美月さんには、とてもしっかりしていて芯が通った人という印象をもっており、演じていただく主人公・倉橋有里もそんな山本さんの印象をベースにキャラクター設定しました。座長としてぜひ本作を引っ張っていただけることを期待しています。
本作のテーマは 「衝突」。最恐のキャラクター同士が衝突したら果たしてどうなるのか―、そしてそこに蠢く人間ドラマ。乞うご期待下さい。


■KADOKAWA プロデューサー コメント
日本のホラー界を牽引してきたホラーヒロイン貞子と伽椰子、そして素晴らしい才能である白石晃士監督と共に、世界に誇れる最恐の名に相応しい新しいジャパニーズ・ホラー映画ができることを確信しています。
でも、絶対、絶対、伽椰子と俊雄には負けません!


■NBCユニバーサル・エンターテインメントジャパン プロデューサー コメント
「貞子と伽椰子を対決させると面白いよね。」と冗談で話していたものの、実現は難しいだろうと思っていました。今回、この二人のホラーヒロインが対峙するという夢のような企画を実現でき、我々も大変興奮しています。
確かに貞子は知名度、実績ともに強敵ですが、こちらは伽椰子と俊雄のタッグで挑みます! 勝敗は観客の皆さんが劇場で確認して下さい。


(リアルサウンド編集部)