近頃、マギーが、とてもイイ。初めて見たときには、ハーフタレントブームの中で「あぁ、またベッピンモデルがタレントになったのか」としか思っていなかった。
しかしこの秋に始まったテレビ大阪の新番組「わざわざ言うテレビ」でのMC具合を見ていたら、一気にトリコになってしまったのだ。(文:みゆくらけん)
芸能人同士のパーティーに「ああいうの嫌い」と言い放つ
マギーの良さは、正直さだ。たとえテレビというファジーな箱の中でも、見る者にウソをつかぬ人間でありたいという気合いを感じる。それは美人モデルである前に人間である、という彼女の美意識から生まれるものだ。
マギーはとにかく、喋りが素晴らしい。ハキハキして物怖じしない。芸能界の大先輩であるメッセンジャー黒田にも、ダイエットの極意をしつこく聞かれると「じゃあもう、食べ終わったあとに指をつっこんで吐いてください!」とキレていた。
芸能人ブログによく出てくるような、一般人には何のアピールか理解不能なパーティーについても「一回出たら他の人のにも出ないといけなくなるから、全部行かない」と言い切り、「ああいうの嫌い」と言い放っている。
「モデルの友達はひとりもいない」と豪語し、写真を修正しまくって実物と全く違うモデルには「私はモデルと認めない」と強気な発言だ。
ウーマン村本の質問にも逃げずに戦う
極めつけは、12月1日の放送回だ。この日、話の流れは「女性の性欲」に。普通この手のトークには、視聴者が納得も満足もいかないあいまいさで応じるのが、美人タレントのありがちなやり口であろう。
しかし、マギーは逃げない。戦う。そんな彼女の男気を収録2回目で見抜いているウーマンラッシュアワー村本は、「ぶっちゃけマギーさんは×××ー(自主規制)とかしてるんですか?」というクエスチョンを投げた。
するとマギーは「してないですけど」「これどこまで言えばいいんですか?」と半ギレしながら、ヤケッパチで投げられたストレートボールをこう打った。
「性欲はそりゃあるじゃないですか。普通に女の子にだって性欲はある」
「好きな人がいたら交わりたいじゃないですか」
さらにボディタッチを仕掛けて、オトコをその気にさせることもあると告白。マギー、あんたは凄い。よく頑張っているね。芸能界の荒波に負けず、今後も戦って欲しい。ホラン千秋に喋り方と雰囲気が少し似てるけど、ホランより脱いでくれるね、心も体も。
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