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「ベルスタッフ」が再上陸、3月に名古屋松坂屋、新宿伊勢丹に店舗出店

2015年12月09日 09:02  Fashionsnap.com

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英国ブランド「ベルスタッフ(BELSTAFF)」が、2016年春に日本再上陸する。バイカーに向けたワックスドコットンや2ウエイファスナー、プリーツを施した膝の切り替えといった技術を生み出したブランドとして知られており、今年7月に日本法人を立ち上げ国内出店に着手。2016年3月に新宿伊勢丹メンズ館にオープンするポップアップストア、名古屋松坂屋に出店する店舗を皮切りに、国内展開を拡大していく。

「ベルスタッフ」が日本再上陸の画像を拡大

 1924年創業のベルスタッフは、イギリスの軍人トーマス・エドワード・ロレンスやチェ・ゲバラが着用したことで知られるブランドで、近年では俳優のダニエル・グレイグやユアン・マクレガーに支持されているという。コットンに独自のワックスを染み込ませることで、生地や縫製糸の乾燥を防ぎ、生地劣化を防ぎつつ防水、透湿性を持たせたワックスドコットンを用いたブルゾンや4ポケットジャケットなどが人気で、来年にはウィメンズコレクションの発表も予定している。
約10年ぶりとなる再ローンチのため、ベルスタッフは100%出資でベルスタッフ・ジャパンを設立。ファッション業界専門の広告会社ザ・ゴールがリースやPRなどの業務を行い、12月1日には日本向けのウェブサイトも開設した。ベルスタッフCEOのギャビン・ヘイグ(Gavin Haig)は「ベルスタッフはヘリテージを誇りとするブランドです。まだまだ小さなブランドですが、日本で再挑戦したいと思い上陸することを決めました」とコメント。日本をアジア市場の中心と位置づけ、日本の気候に合わせた商品を展開していくという。
 2016年3月初旬に名古屋松坂屋店をオープンさせ、3月16日~29日には新宿伊勢丹メンズ館にポップアップストアを出店。2016年秋以降には、神戸大丸、銀座などへの出店を計画している。
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