映画『世界から猫が消えたなら』の特報が公開された。
公開された特報では、佐藤健演じる「僕」が愛猫・キャベツを抱いている様子や、宮崎あおい演じる「僕」の元恋人が水に濡れながら泣き叫んでいる場面、自転車に乗っている「僕」の体が宙に浮くシーンに加え、「僕」や濱田岳演じる「僕」の親友、奥田瑛二演じる父親がそれぞれ涙を流す姿が映し出されている。あわせて同作の公開日が5月14日になることも明らかになった。
『世界から猫が消えたなら』は、川村元気が2012年にLINEで連載した小説をもとにした作品。余命を宣告された郵便配達員の主人公が、自分と同じ姿をした悪魔と「大切なものと引き換えに1日の命を得る」という取引をしながら、かつての恋人や親友、家族との絆を確かめていく様を描く。メガホンを取ったのは『ジャッジ!』などの永井聡。脚本を岡田惠和、音楽を小林武史が担当している。
同作は昨年10月に北海道・函館でクランクインし、小樽、室蘭で撮影を敢行。その後、都内での撮影を経てアルゼンチン・ブエノスアイレスでロケを行なった。