英北部のグレーター・マンチェスター州の都市ウィガンにあるヘイドック高校(Haydock High School)。この学校の授業で使われた骨格標本が、実は本物の人の骨であったことが判明した。
『South West News Service』によると、骨格標本は“アーサー”と名づけられヘイドック高校で40年間も美術や理科の授業で使われてきた。だがある日、美術の授業を担当するサンドラ・ディクソンさんは、美術部の戸棚を整理している時に「この標本はもしかしたら本物なのでは?」と疑問に思い、専門家に依頼。すると1900年代前半に亡くなったインド人男性であることが判明したのだ。男性が渡英した際に死亡していたかは不明のままであるが、脊柱に湾曲があり17歳から30歳くらいだと見られている。