沖縄に「シェラトン」が再進出 16年6月開業へ

ホテル世界大手の米スターウッドホテル＆リゾートが、「シェラトン（Sheraton）」ブランドの新しいホテルを沖縄で2016年6月に開業する。イシン・ホテルズ・グループが運営する既存のサンマリーナホテルを大幅に改装し、17年にはタワーも新築する予定。シェラトンは1985年から北中城村リゾートでホテル（現EMウェルネスリゾートコスタビスタ沖縄ホテル＆スパ）を運営していたが、92年に閉鎖していた。

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　新リゾートの名称は「シェラトン沖縄サンマリーナリゾート」。那覇空港や沖縄美ら海水族館へのアクセスが良好な立地で、沖縄ならではのトロピカルな気候や広大な白い砂浜、手つかずのサンゴ礁、豊かな土着文化に触れることができる。客室はスイートを含む245室を用意し、全室バルコニー付き。約3,500平方メートルの会議・イベント用スペース、レストラン、屋内外のプール、マリーナ、屋内浴場、フィットネスルーム、ギフトショップ、テニスコート、スパなど多彩な設備を備える。
　今回の取り組みは、「スターウッドの沖縄における新しいブランド戦略を示すもの」（スターウッドホテル＆リゾート上席副社長アジア太平洋地区オペレーション担当ロタ・ペール）になるといい、進行中のグローバルな改革プラン「シェラトン2020」の一環。2020年には、全世界でシェラトンブランドのホテルが150軒ほど新規開業している見込みだ。