トップへ

『ヒューマン・ハイウェイ』ソフト化が決定 特典は三宅唱監督によるニール・ヤングのインタビュー

2015年12月05日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)SHAKEY PICTURES MMXIV

 ニール・ヤングが監督と主演を務めた『ヒューマン・ハイウェイ ≪ディレクターズ・カット版≫』のDVDとBlu-rayが、2016年2月17日にリリースされることが決定した。


参考:仏カイエ・デュ・シネマ誌、2015年の映画第1位 ナンニ・モレッティ『母よ、』日本公開決定


 『ヒューマン・ハイウェイ』は、ニール・ヤングが300万ドルの自己資金を投じ、インディペンデント映画として製作された放射能コメディ。廃棄処理場による放射能で汚染されてしまった街を舞台に、ダイナーに集う住民たちの交流や、自動車修理工が夢の中でコンサートを開く模様を描く。主演のニール・ヤングのほか、デニス・ホッパーやDEVOのメンバーが出演し、劇中ではニール・ヤングの代表曲「Hey Hey, My My」が披露されている。


 DVD/Blu-rayに収録されるのは、作品が長年“未完成”であるとの思いを抱いていたニール・ヤングが、2014年のトロント国際映画祭にて突如発表したディレクターズ・カット版。初公開時(日本では未公開)は88分だった本編が、80分に短縮されている。


 また、特典には、『THE COCKPIT』の三宅唱監督が2台のiPhoneで撮影した「ニール・ヤング インタビュー」が収録されている。今年4月に、最新アルバム『ザ・モンサント・イヤーズ』のPVを撮影していたニール・ヤングを三宅が訪ね撮影された20分間の映像には、ニール・ヤングが本作の制作過程やディレクターズ・カット版について、また、物語に込められた人間の本質についてなどを語る様子が収められる。


 なお、『ヒューマン・ハイウェイ』と同じく、「日本初公開!世界のどす黒い危険な闇映画」の企画で上映された、ピーター・ワトキンス監督の『懲罰大陸★USA』も同日にリリースされる。(リアルサウンド編集部)