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KIRIMIちゃん.水産研究所訪問に大興奮「シャケシャケ…しちゃう…」

2015年12月04日 15:22  Techinsight Japan

Techinsight Japan

KIRIMIちゃん.初めての舟に大興奮。
今、小さい子から大人まで大人気のサンリオキャラクターKIRIMIちゃん.。先日開催された魚料理を親子で作って食べる食育イベントでも大人気。“食育推進を行っているキャラクター”でもあるKIRIMIちゃん.が今回、和歌山県にある魚の養殖で有名な近畿大学水産研究所を訪れた。

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本施設を訪れるのを楽しみにしていたKIRIMIちゃん.は、海に囲まれた施設を目の前に嬉しそう。まず最初に真鯛・シマアジ・カンパチ・クエなどの稚魚を養殖する飼育棟を訪れた。元気いっぱいなクエの稚魚が泳ぐ水槽を覗き込んだKIRIMIちゃん.は興味津々だ。


今回養殖について色々お話しを聞かせてくれたのは、近畿大学水産研究所 教授家戸敬太郎先生である。水槽にいる魚を見ながらKIRIMIちゃん.に丁寧に説明してくれた。「稚魚から成魚になり出荷するまで1年半から2年はかかり、1年を通して暑さや寒さ強風など天候に左右されながらも毎日毎日作業をすることは大変」だと言う。


次にKIRIMIちゃん.が向かったのは海上生け簀である。強風にあおられる中、家戸先生とスタッフと共に舟に乗り込んだKIRIMIちゃん.は、初めての舟に「シャケシャケ…しちゃう…」とかまぼこちゃんと大興奮。舟に乗り込むと誇らしげな表情で海を見渡していたKIRIMIちゃん.。生け簀にて家戸先生と一緒に餌やりにも挑戦した。


また高さ3m、縦横1.3mの生け簀には、1年を通していつでも魚屋さんから注文があれば出荷できるという養殖魚が出荷を待つ。“クエ”が旬のこの時期、天然よりも本施設で養殖された“クエ”の方が美味しいと評判になるくらい美味だと言う。

家戸先生は「魚離れが2000年以降どんどん続いていて魚介類の摂取がすごく減っている。魚は体にもよく成人病予防にもなるので、KIRIMIちゃん.には沢山の人に魚を食べてもらえるように頑張って食育推進をしてもらい、我々もそれに応えるよう美味しい魚を作って行きたいと思います」とKIRIMIちゃん.の更なる活躍に期待を寄せた。


一方のKIRIMIちゃん.も今回養殖について実際に体験して学び、ますます“食育推進”に力を入れようと心に誓っていた。KIRIMIちゃん.を大好きな子供やそのお母さん、また若い女性にも「是非、美味しい魚をいっぱい食べてね…」とシャケシャケしながら訴えていた。
(TechinsightJapan編集部 斉藤智子)