トップへ

医師「ドラマ以上にいろいろなタイプの医師がいると思う」

2015年12月03日 18:10  週刊女性PRIME

週刊女性PRIME

写真
『コウノドリ』が好調をキープしている。また『無痛~診える眼~』『破裂』など人気なのが医療ドラマ。成城松村クリニック院長の松村圭子さん自身は医療ドラマをあまり見ないと言う。 「私自身は、仕事を終えてリラックスしたい時間にまで医療現場を見ると仕事モードになってしまうので(笑い)、ほとんど見ないのですが、現在は、ドラマ以上にいろいろなタイプの医師がいると思いますよ」 『ドクターX』のような医者も増えているようだ。 「例えば、医療専門の派遣会社に登録していて、全国津々浦々、そのときどきで働いているドクターも珍しくない。しがらみがなく、休みも調整でき、収入も悪くない。ドラマとして受けるであろう医療の『現場』より、自分の時間を大切に考える今っぽい働き方をしている医師が増えましたよね」 医療ドラマ人気は歓迎しているとか。 「私が大学病院に勤めていた時代は“医局は相撲部屋だと思え!”なんて上下関係が厳しかったものですが、ドラマを見て“あの主人公のように人を救いたい”という志を持って医師を目指す人が増えてくれるのはうれしいですね」