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【動画】女性同士の愛を描く映画「キャロル」16年2月公開 フェラガモが衣装協力

2015年12月03日 15:42  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

「キャロル」2016年2月11日(木・祝)より、全国ロードショー 配給:ファントム・フィルム Image by: (C)NUMBER 9 FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014 ALL RIGHTS RESERVED
トッド・ヘインズ監督映画「キャロル」が、2016年2月11日に公開される。ケイト・ブランシェットとルーニ・マーラが、同性ながらも互いに強く惹かれ合う女性2人を熱演。「サルヴァトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)」の衣装協力のもと、1950年代の華やかなニューヨークファッションを再現し注目を集めている。

映画「キャロル」16年2月公開の画像を拡大

 「キャロル」は、1952年のニューヨークが舞台。離婚訴訟中の夫に娘を連れて行かれ孤独なキャロル(ブランシェット)が、高級百貨店で働くテレーズ(マーラ)を車での小旅行に誘ったことをきっかけに大きく動き出す二人の運命を描く。
 アカデミー衣装デザイン賞を3度受賞した経歴を持つサンディ・パウエル(Sandy Powell)が手がけた衣装は、50年代のニューヨークファッションを再現。キャロルのエレガントなスタイルとテレーズの控えめながらもシックなスタイルは、公開前から海外ファッション誌で特集が組まれるなど注目を集めている。パウエルは、Fashionistaの取材に対し「キャロルの衣装はシルエットから色のトーンまで、1952年~1953年の冬に刊行されたヴォーグやハーパース バザーを参考にしました。テレーズの衣装は、ストリートにいた若い女の子たちや学生など、当時の"リアル"な人たちの写真を探しました」と、衣装の着想源について語っている。劇中でキャロルが演じる靴は全て「サルヴァトーレ フェエラガモ」のもので、1940~1950年代に同ブランドが発表したコレクションのシルエットやパターンをベースにしているという。
■映画「キャロル」公式サイト