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イケアがクリエイターが集う多目的施設「Space10」をコペンハーゲンにオープン

2015年12月02日 17:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

コペンハーゲンにオープンした「Space10」の外観 Image by: Space10
北欧家具メーカーの「イケア(IKEA)」がデンマークの首都、コパンハーゲンにアーティストやデザイナーのための多目的施設「Space10」をオープンした。

イケアが多目的施設をオープンの画像を拡大

 イケアがイノベーションラボと位置づける「Space10」は、元々、水産加工施設だった建物を改築した広さ約100平方メートルの公共スペース。家具はイケアが提供し、運営は地元のデザイン事務所「Rebel Agency」が手がけている。現在、ラボの最初のプロジェクトとして地元の学生12名が「Fresh Living Lab」と題し、未来型都市生活の空間をデザインした展示会を開催。家庭内のエネルギー消費量が室内のランプの色で表示されたり、熱を電力に変えてスマートフォンの充電を行えるデスクを配置するなどテクノロジーを応用させた新しい住居の形を提案している。ラボは今後、展示スペースとしてワークショップなどインタラクティブな催しを行う開かれた施設として運営される予定だ。