今季ドイツ・ツーリングカー選手権の最年少チャンピオンに輝いたパスカル・ウェーレインが、今週アブダビで行われるGP2のポストシーズンテストに参加することが明らかとなった。
メルセデスF1のリザーブドライバーも務めるウェーレイン。DTMを最年少で制し、来季はメルセデスエンジンを使用するマノーをドライブするとも噂されているが、今週水曜日にアブダビで行われるGP2テストにプレマから参加。GP2カーは初ドライブとなる。
ウェーレインは、メルセデスやフォースインディアでF1テストに参加経験があるが、シングルシーターでのレース経験は2013年F3ヨーロッパ選手権の開幕戦までさかのぼる。前日行われていたF1タイヤテストにもメルセデスから参加していたウェーレインだが来季、どのカテゴリーに参戦するか明らかにされていない。
このテストには、今季ルーキーながら1勝を挙げシリーズ9位で終えた松下信治が、所属しているARTから参加。ARTはフォーミュラ・ルノー3.5シリーズのチャンピオン、オリバー・ローランドもドライブさせる。ローランドは、今季のGP2王者でスーパーフォーミュラ参戦も噂されるストッフェル・バンドーンの代わりを狙っているようだ。
またGP3ランキング2位のルカ・ギオットやF3ヨーロッパ選手権王者でマカオGPウイナーのフェリックス・ロゼンクビストなども参加。テストは12月2日から3日間行われる。