東京のコーヒーシーンを代表するプロフェッショナルたちのロング・インタビューをまとめた書籍「コーヒーの人」が、12月18日にフィルムアート社から発売される。2013年末に惜しまれつつも閉店した大坊珈琲店の大坊勝次、下北沢・ベアポンド エスプレッソ(Bear Pond Espresso)の田中勝幸ら5組6名の掲載を予定しており、世代や経歴、考え方も異なるそれぞれのオーナーが1杯に注ぐ情熱やこだわり、そこから見えてくる仕事と人生を読み解く。
インタビュー本「コーヒーの人」発売の画像を拡大 「コーヒーの人」でインタビューに応えているのは、大坊勝次と田中勝幸に加えて、ビル建替えのため今年12月に閉店を予定しているOMOTESANDO KOFFEEの國友栄一、代々木5丁目に立地するリトルナップ コーヒースタンド(Little Nap COFFEE STAND)の濱田大介、4月に幡ヶ谷と代々木上原の間にある西原商店街に旗艦店をオープンさせたパドラーズコーヒー(Paddlers Coffee)の松島大介と加藤健宏。日本のコーヒーカルチャー年表なども紹介するほか、下北沢の本屋B&Bを運営するnumabooksの代表 内沼晋太郎があとがきを担当する。
なお、12月12月からはコーヒーカルチャーの今を描いた映画「ア・フィルム・アバウト・コーヒー(A Film About Coffee)」が新宿シネマカリテほか全国で順次公開される。
■ア・フィルム・アバウト・コーヒー 公式サイト