トップへ

LINEがニュース配信機能を外部メディアに開放 第一弾は大手24メディアが参画

2015年12月01日 16:22  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

参画メディア Image by: Fashionsnap.com
LINEが12月1日、LINEの公式アカウントを利用したニュース配信機能を外部メディア向けに開放する「アカウントメディアプラットフォーム」を発表した。第一弾はテレビや新聞、WEBを中心とした大手24メディアが参画。同日からアカウントの提供が開始された。

LINEがニュース配信機能を開放の画像を拡大

 「アカウントメディアプラットフォーム」では、参画メディアの公式アカウントをフォローしているユーザーに対して無料でニュースを配信。形式は「LINE NEWS」と同様で、ユーザー数の拡大において実績を残している「LINE NEWS DIGEST」と「LINE NEWS マガジン」のノウハウを活用する。記事の編集やキュレーションは各メディアが独自の視点で行い、テキストだけではなく写真やYoutube、インスタグラムの埋め込みに対応するなど、アプリ内で記事が完結するようになっている。収益モデルも確保され、売上の50%がメディア側に分配される。上級執行役員コマース・メディア担当の島村武志氏は「取捨選択の幅が広がることで豊かな情報を取得できる時代になるのでは」とコメントし、従来のポータルサイトやソーシャルメディアによる単一な視点に拠らず、ユーザーが気軽にニュースを受信し見比べることができる機会を提供していきたい考えだ。今後は地方紙や地方局、専門媒体などにも拡げていくという。
 発表会後のトークセッションにはNews Picks編集長の佐々木紀彦氏、BuzzFeed日本版編集長の古田大輔氏らが登壇。第一弾メディアとして参画している毎日新聞社デジタルメディア局プロデューサーの佐伯信二氏は「リーチできなかった層に、ブランドやコンテンツの良さを知ってもらうきっかけになる。アクティブ率の高いLINEのプラットフォームを活用していきたい」と述べている。
■Fashionsnap.comのLINEアカウント&友だち追加