なおタクシーに乗車中、その男は運転手に「イスラム国(IS)」や運転手の生まれ育ちについて問い始め、パキスタン人かどうかを尋ねた後、イスラムの預言者ムハンマドを嘲笑するような言葉を口にしたとのこと。そのため「米国イスラム関係評議会(Council on American Islamic Relations)」は警察当局にヘイトクライムと呼ぶべきこの事件についての詳しい調査の必要性を訴えた。パリ同時多発テロ事件以来、米国でも罪もないイスラム教徒やモスクを襲う事件が急増しており、FBIも目を光らせるようになっているが、司法省による迅速かつ然るべき対応が必要との声が多くあがっている。