11月30日、東京・港区のベクトルスタジオで開催された「結婚・婚活メディアカンファレンス」に、先月10日に入籍したばかりの女優・釈由美子さん(37)が出席した。
主催したのは、今年5月に立ちあがった一般社団法人結婚・婚活応援プロジェクト。少子化の解消には婚姻数を増やすことが重要であり、出会いの場をいかに増やすかが課題とされる。今回のイベントには、同法人理事の増田寛也氏や、「婚活・街コン推進議連」会長の小池百合子衆院議員、株式会社ワーク・ライフバランスの小室淑恵代表が出席した。
出会って半年の直感婚「タイミングが大事だと思いました」
イベントの中盤に行われたパネルディスカッションで「出会いがない」ことが話題になると、人気女優の釈さんも「(これまで)出会いがありませんした」と振り返った。同業者に恋愛感情を持つことは皆無だったため、コミュニティ内では難しかったそうだ。
そこで親友など自分の性格をよく知る人に男性を紹介してもらい、結婚まで辿り着いたという。結婚相手について「地に足着いた誠実で優しい男性」とのろけ、「出会いは待っててもダメですね」と語った。
もともと結婚願望は持っていたものの、30歳を超えてからより強まっていたという釈さん。周りが続々と結婚していく中で、「釈ちゃん頑張んなよ」と声を掛けられてプレッシャーに感じたり、「自分は結婚できないのではないか」と悩んだこともあったという。
それでも、今の相手に出会って半年でゴールイン。「直感婚」だったという。「出会いはタイミングが大事だと思いました」と語った。
父が1月に他界「安心して天国に送ってあげたかった」
心残りは今年1月に他界した父親が、病床で最後まで結婚について心配していたこと。「安心して天国に送ってあげたかった」と振り返った。
子どもについて聞かれると、「1人でも2人でも授かれれば」とコメント。父親の没後発見された釈さん宛の手紙に「早く孫を抱かせてくれ(男の子)」と書かれていたことから「男の子を産めたら嬉しいですね」と語った。婚活をしている人には、「こんな私でも結婚できたので。みなさんも頑張ってください」とエールを送った。
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