2016年冬に全国東宝系で公開される映画『海賊とよばれた男』の追加キャストが発表された。
山崎貴が監督を務める同作は、百田尚樹の同名小説をもとにした作品。明治、大正、昭和時代を舞台に、国内外からの圧力に屈することなく、石油事業への情熱を持ち続けた主人公・国岡鐡造の一生と、最愛の妻や彼を支える人々が織りなす人間ドラマを描く。これまでの発表では、国岡の青年期から90歳代となる老年期までを岡田准一が演じることが明らかになっていた。
今回発表された追加キャストは、国岡率いる国岡商店の店員を演じる吉岡秀隆、染谷将太、ピエール瀧、野間口徹、鈴木亮平、小林薫をはじめ、国岡の最初の妻役の綾瀬はるか、国岡の兄役の光石研、国岡商店創業の恩人役の近藤正臣、国岡と長年にわたって対立することになる石油配給統制会社社長役の國村隼、イランへ向かう日承丸の船長役の堤真一ら16人。
なお同作の撮影は10月中旬から行われており、2016年1月末にクランクアップを予定。完成は8月下旬になるとのこと。