2015年F1アブダビGPの日曜決勝で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは4位だった。
セバスチャン・ベッテル 決勝=4位
「もちろんまた表彰台に上りたかったけど、今日は僕らチームにとってこれが最大限の結果だったと思う。序盤にかなり時間をロスしたが、最後まで順位を上げようと努力し続けた。ペースはよかったよ。最初と最後のスティントが特によかった。マシンは好調で、何度かオーバーテイクもできた。すごく楽しかったし、ハッピーだ」
「キミ(・ライコネン)とは違うタイヤ戦略で走っていて、いずれコース上で出会うことは予想していた。キミが後ろから近付いてきたら、メルセデス勢に接近できるよう彼にポジションを譲るのは当然のことだった。残念ながらメルセデスを苦しめるには至らなかったけれど、少なくとも彼の邪魔はしたくなかった」
「今シーズンに満足すべきだと思う。もちろんメルセデスに追いつくための最後のステップを上るのが一番大変なのは分かっている。でも1年前の状況を考えれば、今年は奇跡のようなシーズンだったと思う。1年でこれほど大きく進歩したチームは他にないんじゃないかな」
「今ガレージには皆の笑顔があふれている。来年はもっと笑顔の数を増やしたい。今、このチームの一員であることがすごく嬉しい。フェラーリとの最初の年がこんな素晴らしいものになるなんてね。これからももっともっといい年が続くことを願っている」