29日に大阪で開催された「御堂筋オータムパーティー2015」のエフワンダーストリートでフェラーリF2003-GAが登場。元F1ドライバーの中野信治氏がステアリングを握り、デモランを行った。
「御堂筋オータムパーティー2015」は、大阪のメインストリートである御堂筋を歩行者に開放し、様々なイベントを通して御堂筋と大阪を国内外にアピールすることを目的としたイベントだ。このイベントのオープニングをフェラーリF2003-GAが飾ることとなり、沿道には多くの来場者が訪れた。
フェラーリF2003-GAは、2003年にミハエル・シューマッハーとルーベンス・バリチェロがドライブし、シューマッハーが5勝(シーズンは6勝)を挙げ、4年連続、6度目のドライバーズタイトルを獲得した。デモランでステアリングを握ったのは、地元大阪出身で1997年にプロスト・グランプリからF1デビューした日本人5人目のF1ドライバーの中野氏が担当。中野氏は、久太郎町3交差点から南船場3交差点までの距離を疾走し、普段は滅多に見ることが出来ないF1マシンの生の走りと、V型10気筒エンジンが奏でるエキゾーストノートで会場を沸かせた。
デモランの後には、畑のフェラーリと呼ばれている斬新なデザインのヤンマートラクターを先頭に、100台のフェラーリによるパレードランも行われた。イベント終了後はフェラーリF2003-GAとパレードに集まったフェラーリマシンが御堂筋のメインストリートに展示され、集まったスーパーカーと記念撮影をするなど、イベントは大盛況に終わった。