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リリー・フランキー、15年ぶりの単独主演作『シェル・コレクター』予告映像公開へ

2015年11月30日 13:41  リアルサウンド

リアルサウンド

(C)2016 Shell Collector LLC(USA)/『シェル・コレクター』製作委員会

 日米合作、リリー・フランキー単独主演作『シェル・コレクター』の公開日が2016年2月27日(土)に決定し、あわせて予告映像が公開された。


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 デビュー作にしてO・ヘンリー賞を受賞したアンソニー・ドーアの小説『シェル・コレクター』を、デビュー作『美代子阿佐ヶ谷気分』で海外の映画祭から高い評価を受けた坪田義史監督が映画化。貝の美しさと謎に魅了され、その世界で名を成した盲目の貝類学者は、沖縄の離島でひっそりと厭世的生活を送っていた。しかし、島に流れ着いた女性・いづみの奇病を偶然にも貝の毒で治してしまい、それを知った人々が奇跡的な貝による治療を求めて次々と島に押し寄せ、学者の静かだった生活は豹変していく。


 貝にのみに心を開く貝類学者を演じるリリー・フランキーは、本作が実に15年ぶりの主演作となる。そして、島に流れ着いた女性・いづみを寺島しのぶが演じ、学者の息子・光役には池松壮亮、いづみと同じ奇病に冒された娘・嶌子には女優・橋本愛がキャスティングされた。


 沖縄オールロケの美しい自然と作品の持つファンタジックな世界観が融合した本予告映像では、島に流れ着いたいずみの奇病を治療したことをきっかけに、島に多くの人が押し寄せてきたことに困惑する貝学者の姿が映し出されている。


 また、本作についてリリー・フランキーは、「15年ぶりの単独主演作は、またしてもカルト映画になりました。坪田監督は独特の感覚を持っている人で、『シェル・コレクター』のような作品は今の日本映画界において貴重です。いろんな意味で稀な映画。美しさと醜さのファンタジーをお楽しみください。」とコメントを寄せた。(リアルサウンド編集部)