2015年F1アブダビGPの日曜決勝で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは17位だった。
フェルナンド・アロンソ 決勝=17位
「不運できつい週末だった。昨日のQ1ではタイヤがパンクし、今日はスタートでコントロールを失い、それによってパストール(・マルドナド)に突っ込むことになった。そこで僕のレースは終わった。バトルも全くなく、ほぼずっと単独走行だった。テストセッションのようなレースになったが、それでもタイヤと燃料をセーブして走らなければならなかった。冬に向けて貴重なデータを収集できたのだといいけれど」
「レース中、エンジニアたちに言ったんだ。「プッシュしてみようよ」ってね。燃料が少ない状態でスーパーソフトタイヤを試してみたかった。すべてうまくいったよ」
「この後すぐ2016年の準備を始める。来週MTC(マクラーレン・テクノロジーセンター)でシート合わせとシミュレーターテストをする予定だ。大きく進歩できると期待している」
「(マルドナドとの接触でドライブスルーペナルティを受けたことに関し)FIAはMotoGPやWECなど、他のカテゴリーのことを見るべきだ。そういうカテゴリーがどれだけ成功しているかを、そしてペナルティが一貫しているということもね。彼ら(スチュワード)は常識を働かせるべきだ」
「他のマシン(フェリペ・ナッセ)にヒットされた(ことがマルドナドとの接触につながった)というのにドライブスルーペナルティを受けるなんて少し変だよ。珍しい出来事と言ってもいいかもね。WECやMotoGPやその他のカテゴリーではこういう例を見たことがない」
「(F1iのインタビューにおいて)すでに他から2周遅れなのに、タイヤと燃料をセーブして走らなければならなかった。だからチームにこう言ったんだ。「ちょっと楽しもう。全開で走ってこのマシンの限界を見てみようよ。燃料がなくなって完走できなくたっていいじゃないか」ってね。18位で走っている時に一番優先すべきなのは完走することじゃない」