トップへ

リンゴ×ヨーグルトなど、がんを予防する食べ合わせとは?

2015年11月29日 10:20  週刊女性PRIME

週刊女性PRIME

写真
いまや2人に1人がかかり、3人に1人が亡くなる「がん時代」に突入。そこで、食べ合わせがん予防術を紹介。 ・ポリフェノールと乳酸菌のW効果 リンゴ×ヨーグルト リンゴを皮ごとスライスし、ヨーグルトにトッピングして、甘みが欲しい場合はハチミツをプラス。がん予防に有効なリンゴポリフェノールは皮に存在するため、皮ごと使用を。 リンゴポリフェノールは緑茶に含まれるカテキンより抗酸化作用が高い。リンゴの皮の農薬が気になるなら1度、熱湯に通すのがベスト。農薬は油性なので、熱湯によって落とされる。 腸内細菌バランスを整えるヨーグルトとともにとると、がんの抑制につながり免疫力もアップして予防効果が高まる。ハチミツはプロポロリス入りなら最強。 ・抗酸化パワーの最強タッグ トマト×クルミ トマトにクルミを散らして、好みで軽く塩コショウをして亜麻仁油をかけサラダにする。おつまみとしても重宝。 トマトにはリコピンという高い抗酸化力のある成分が含まれる。リコピンはカロテンの仲間でトマトの赤い色をつくっているフィトケミカル。油ととると吸収率が高まるためサラダでとるのがベスト。普通のトマトよりもミニトマトに多く含まれている。 クルミと亜麻仁油はオメガ3が豊富。一部の肝がんの予防効果が期待できる。クルミと亜麻仁油はどちらも少し苦みのある味わいで相性がよい。 ・キトサン効果でモトから断つ サーモン×エゴマ油×スプラウト サーモンの刺身に軽く塩コショウをかけて、スプラウトをトッピングしてエゴマ油をかけ、カルパッチョにする。サーモンに含まれるアスタキサンチンは、強力な抗酸化作用があり、がん予防効果がある。 アスタキサンチンはサーモンの赤い色を作っており、カロテノイドの一種。カロテノイドは油の溶け込み吸収を助けるのでエゴマ油で合わせるのがベスト。エゴマ油は一部の肝がんを防ぐ働きがあるという報告もある。 スプラウトは何でもよいが、秋津先生はそばスプラウトをおすすめ。スプラウトにはスルフォラファンが含まれ、活性酸素を解毒する酵素の働きを活発化。 ・がん予防の消炎作用はお墨付き コーヒー×ココアパウダー コーヒーにココアパウダーを混ぜてカフェモカに。コーヒーに含まれるクロロゲン酸は抗酸化力が高くがん予防になる。クロロゲン酸は、コーヒーの褐色や苦み、香りのもととなっているポリフェノール。 コーヒーにはカフェインよりもクロロゲン酸のほうが多く含まれている。カフェインそのものも、がんを抑制する効果がある。さらに、ココアに含まれるカカオポリフェノールも強力な抗酸化作用が。 ココアのかわりにチョコレートを加えてもOK。赤ワインの3倍近いポリフェノールを含み、身体への吸収もよい。