2015年F1アブダビGPの金曜プラクティスで、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは14位/9位、ジェンソン・バトンは13位/16位だった。
ホンダF1プロジェクト総責任者 新井康久
「最終戦アブダビの初日は順調でした。FP1でもFP2でも予定していた作業を行うことができ、2台のパワーユニットのデータマッピングを確認できました」
「FP1終了間近にフェルナンドのマシンの高電圧系センサーがフェイルモードに入ってしまいましたが、パーツ交換をすばやく行い、FP2に備えることができました。夜のセッションではフェルナンドはマシンにとてもいい感触を持っており、マシンとパワーユニットの全体的なセットアップに満足していたようです」
「ジェンソンは両セッションとも順調に走行しましたが、自分の好みにぴったり合うセッティングを見つけるのに苦労していたようです。それでもふたりのドライバーの走行から大量のデータを集めることができたので、これからこれを分析し、明日の予選と日曜の決勝に備えてセットアップを調整します。忙しい夜になりそうです」