新卒採用担当者の情報サイト「新卒WATCH」などを運営するネオキャリアは11月26日、2017年度に新卒採用の実施を予定している企業の採用担当者179人から回答を得たアンケート結果を発表した。
「選考解禁が6月になった場合、経団連の方針を遵守しますか?」という質問には「する」と答えた企業がわずか27%にとどまり、73%は「しない」と答えた。ネオキャリアによると、回答企業の9割は経団連非加盟。中小企業が多いという。
説明会など広報活動は「3月開始」が約7割
2017年卒採用の「説明会」などの広報活動の開始時期で最も多かったのは「2016年3月」で69%。「2月以前」の12%を加えると8割を超えた。「選考」の開始時期は「3月」(32%)と「4月」(30%)を加えると6割を超え、「2月以前」という企業も10%あった。
「内定出し」は「6月以降」と答える企業が34%と最多だが、残りの76%は「6月以前」に開始と答え、解禁日前に選考を終える企業が少なくない。「4月」(28%)と「5月」(25%)を加えると半数を超え、「2月以前」も4%あった。
ベストと思う選考解禁時期で最も多かったのは「4月」の47%。「3月以前」が14%だったが、「通年採用」と答えた企業も12%あった。
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