青山商事が11月27日、消費者向け総合リペアサービス「ミスターミニット」を展開するミニット・アジア・パシフィックの発行済株式および新株予約権の全てを取得し、完全子会社化することを発表した。取得額は非公表。
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ミニット・アジア・パシフィックは、日本やオーストラリアを中心としたアジア太平洋地域で「ミスターミニット」を500店舗以上展開。業界内におけるリーディングカンパニーとして知られている。青山商事ではスーツマーケットの縮小などを背景に、今後は事業領域の拡大を視野に入れた成長を目指しており、ミニット・アジア・パシフィックが提供するサービスを取り込むことで、アフターケア・グッズ分野における事業の拡充を図る。また、「ミスターミニット」店舗を既存顧客のサービスサテライト拠点に活用することや、ミニット・アジア・パシフィックの海外における事業ノウハウを青山商事の海外事業展開の推進に役立てることも計画する。株式取得の相手先はユニゾン・キャピタルで、取得日は12月16日を予定。