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"ウールファッションの似合う人"ウールマーク賞に吉田羊が選出

2015年11月27日 16:32  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

ウールマーク賞を受賞した吉田羊 Image by: Fashionsnap.com
ファッション性と話題性に富んだ人物に授与されるベストドレッサー賞の授賞式が25日、都内で開催された。1972年の創設から、44回目を迎える今年は"ウールファッションの似合う人"へ贈られる「ウールマーク賞」が設けられ、女優の吉田羊がべストドレッサー賞とのW受賞に輝いた。

ウールマーク賞に吉田羊の画像を拡大

 ベストドレッサー賞に続いて行われたウールマーク賞の授与式には、ザ・ウールマーク・カンパニー日本支社長のサミュエル・コクデが登壇し「ウールマークは世界で最も認知度が高く信頼度の高いブランドです。日本は自然と美に対して特別な審美眼を持っている国。ウールを優雅でエレガントにそしてスタイリッシュな方々に着ていただくための活動の必要性を強く感じています」とスピーチ。スリットの入ったウールの白ドレスに身を包んだ吉田羊は賞を授与され「名前に"羊"を背負っている以上、ウールマーク賞ときいた時に『私が受賞しなくて誰が受賞するんだ』と思ってしまいました。賞を頂けてホッとしています」とコメントした。ウールの良さについて「なんといっても暖かさ。これからのパーティーシーズン、露出の多いドレスにもウールは相応しい素材です。肌触りも良く着心地がいい」とし、「冷え症対策としても心強く頼もしい。靴下の重ね履きなど、冬場には欠かせません」と素材への愛着を語った。また受賞の感想を求められると「ウールが機能的だけではなく、環境にも優しいということを知りました。これから"ウールマーク大使"としてウールの良さを伝えていければ」と意欲を示した。
 その他のベストドレッサー賞受賞者には政治部門に夕張市市長の鈴木直道、経済部門にH.I.Sグループ代表の澤田秀雄、学術・文化部門に芸人の又吉直樹、芸能部門に俳優の松坂桃李、インターナショナル部門に女優のシャーロット・ケイト・フォックスら各分野で活躍する著名人がそれぞれ名を連ね、授賞式では会場に集まった大勢の観客から盛大な拍手が送られた。