グラフィック・デザイン史の教科書的1冊「世界グラフィック・デザイナー名鑑」刊行

　グラフィック業界に革命を起こした75人の代表作とデザイン史100年が一望できる「世界グラフィック・デザイナー名鑑 Graphic Design Visionaries」が、12月11日に刊行される。亀倉雄策や横尾忠則などを紹介する書籍で、編集、執筆は英国デザイン専門誌Grafikの創設者で、デザイン評論の大家キャロライン・ロバーツが担当。スペースシャワーネットワークから出版される。

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　同書は、ファッション誌アートディレクターのアレクセイ・ブロドヴィッチ（Alexey Brodovitch）やブルーノ・ムナリ（Bruno Munari）、日本人では田中一光、横尾忠則などを紹介するグラフィック・デザイン史の教科書的1冊。タイポグラフィの分野で"ドン"と呼ばれているネヴィル・ブロディ（Neville Brody）や「ミハラヤスヒロ（MIHARAYASUHIRO）」とのコラボレーションシューズを発表したトマト（TOMATO）、パルコの広告を手がけたM/M（Paris）も登場し、本人の名言とともに何が成功に導いたのかを解説する。