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VOGUEが選ぶ15年最も活躍した女性に「サカイ」、新設賞に「マメ」を選出

2015年11月27日 14:12  Fashionsnap.com

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「サカイ」デザイナー阿部千登勢 Image by: Fashionsnap.com
2015年に各分野で活躍した女性に贈られる「VOGUE JAPAN Women of the Year 2015」に、「サカイ(sacai)」のデザイナー阿部千登勢が選ばれた。また、新たに新設された今後の活躍が期待される女性に贈られる「RisingRising Star of the Year 2015」には、「マメ(mame)」のデザイナー黒河内真衣子が選出され、日本を代表する女性デザイナーが顔を揃えた。

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 「サカイ」の阿部千登勢は2015年、初の作品集「sacai A to Z」の出版や「ナイキ(NIKE)」とのコラボレーションなどを通して、大きく飛躍。「バレンシアガ(BALENCIAGA)」のデザイナー候補に名前が挙がるなど、着実に世界的デザイナーとしての地位を確立している。2016年春夏の新作ドレスをまとった阿部は「安定を求めずに、攻めていきたいと思います」と豊富を語った。一方、デビュー5年目の「マメ」もまた、日本を飛び出しパリやニューヨークで展示会を開催するなど、海外展開にも注力。黒河内は「毎回新しい出会いや挑戦があり、そのたびに課題が見つかります。よいものづくりをするために、地道に取り組んでいきたいと思っています」と話した。
 「VOGUE JAPAN Women of the Year 2015」では、阿部千登勢の他、染織家の志村ふくみやメタルダンスユニットBABYMETAL、作家の西加奈子、女優の広瀬すずなどを選出。「GQ Men of the Year 2015」に選ばれた又吉直樹と相方の綾部祐二が、エスコート役を務めた。