映画『フィフス・ウェイブ』が、2016年4月23日から東京・新宿ピカデリーほか全国で公開される。
同作は、2013年に発表されたリック・ヤンシーによるベストセラーSF小説『The 5th Wave』の実写映画版。高い知能を持つ地球外生命体「アザーズ」による4度の攻撃を受けて人類の99パーセントが死滅した現代の地球を舞台に、離ればなれになった弟を救うために子どもたちが拉致された基地に向かった女子高生のキャシーが、致命的となる第5の波「フィフス・ウェイブ」から地球を守ろうと奮闘する様が描かれる。
4度の攻撃から生き残った主人公のキャシーを演じるのはクロエ・グレース・モレッツ。旅の途中でキャシーの命を救う青年ベン役にニック・ロビンソン、旅先で出会う謎の男・エヴァン役にアレックス・ロウ、軍の指揮官であるヴォーシュ役にリーヴ・シュレイバーがキャスティングされている。
メガホンを取ったのは、『アリス・クリードの失踪』などの作品を手掛けたJ・ブレイクソン。脚本は『エリン・ブロコビッチ』で『アカデミー賞』脚本賞にノミネートされたスザンナ・グラントが担当しているほか、プロデューサーにはトビー・マグワイアが名を連ねている。
今回の発表とあわせて公開された予告編では、「暗黒」「崩壊」「感染」「侵略」という4つの「波」によって地球が破壊されていく様子や、弟を探すために怯えながら銃を構えるキャシーの姿などが確認できる。