セッション開始直後には1分54秒台だったトップタイムは、開始から20分もすると1分50秒台を切る。そこから、関口とアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)が周回ごとにタイムを更新して首位を奪い合うような展開となったが、関口が開始から25分というところで1分46秒873をマークしてトップに立った。
その後、多くのマシンは一旦ピットへと帰還。ただしそこから雨はやや強まり、各車ウエットタイヤを装着。コンディションの悪化とともにタイムも全体的に落ちていき、1分58秒前後~2分0秒前後で推移する形となる。そんな中、中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)や小林可夢偉(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)は1分56秒台のタイムをマークする場面もあるも、序盤の上位タイムは不動の状況となった。
この結果、序盤に1分46秒873をマークした関口がこのセッションの首位に。2番手には序盤に関口とタイムを更新し合ったロッテラー、3番手に午前のドライで首位につけたジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL)が入り、ベルトラン・バゲット(NAKAJIMA RACING)が4番手。そしてGP2ドライバーのリッチー・スタナウェイ(TEAM無限)が1分51秒757のタイムで5番手につけた。