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スーパーフォーミュラ鈴鹿テスト:初日午後のセッションは雨。関口雄飛が首位に

2015年11月25日 20:41  AUTOSPORT web

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関口雄飛(LENOVO TEAM IMPUL)
全日本スーパーフォーミュラ選手権は25日、エンジンメーカー/ルーキドライバーテストが行われ、レインコンディションとなった午後のセッションは関口雄飛(LENOVO TEAM IMPUL)がトップタイムをマークした。

 午前のセッション終盤から雨がぱらつき始めた鈴鹿サーキット。午後のセッションが始まった13時30分には、コースも濡れた状態。序盤はウェットタイヤとスリックタイヤが混在してのセッションスタートとなった。

 セッション開始直後には1分54秒台だったトップタイムは、開始から20分もすると1分50秒台を切る。そこから、関口とアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)が周回ごとにタイムを更新して首位を奪い合うような展開となったが、関口が開始から25分というところで1分46秒873をマークしてトップに立った。

 その後、多くのマシンは一旦ピットへと帰還。ただしそこから雨はやや強まり、各車ウエットタイヤを装着。コンディションの悪化とともにタイムも全体的に落ちていき、1分58秒前後~2分0秒前後で推移する形となる。そんな中、中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)や小林可夢偉(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)は1分56秒台のタイムをマークする場面もあるも、序盤の上位タイムは不動の状況となった。

 終盤に向けては雨もさらに強まり、マシンが跳ね上げる水しぶきも大きくなっていく。残り10分というところで、関口がS字の先でコースアウトを喫してこのセッション3度目の赤旗が提示。そのまま午後の走行は終了となった。

 この結果、序盤に1分46秒873をマークした関口がこのセッションの首位に。2番手には序盤に関口とタイムを更新し合ったロッテラー、3番手に午前のドライで首位につけたジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL)が入り、ベルトラン・バゲット(NAKAJIMA RACING)が4番手。そしてGP2ドライバーのリッチー・スタナウェイ(TEAM無限)が1分51秒757のタイムで5番手につけた。

 6番手には、金石年弘からステアリングを引き継いだ伊沢拓也(REAL RACING)が入り、塚越広大(REAL RACING)が7番手。午前はトラブルで20周しか走行できなかったバンドーンは37周をこなし、8番手に入っている。

 DOCOMO TEAM DANDELION RACINGの41号車は、午後のセッションはステファノ・コレッティがドライブ。33周を走り11番手となった。また、KYGNUS SUNOCO Team LeMansn7号車は、午後も引き続き平川亮がドライブした。

 テストは26日も引き続き行われる。2日目は13時~16時の走行予定となっている。